FightRPG Dat.8「あらわになる人の欲望」
 
 
バリーと分かれて数十分後。洋館の東側を探索中、様々な仕掛けに遭遇した美神達。
 
 
ある部屋に飾られていたショットガンを入手後、部屋を出た直後に天井がつり下がってきたり、
 
洋館の鍵を手に入れようとしたら、ミンチを作るようなスクリューを持った鎧が迫ってきたりとか、
 
この屋敷を設計した人間は、悪趣味を通り越して異様なまでにイカれていた。
 
それでも、美神のアドバイスとれたす&ジルの直感もあってか、屋敷の設計者と閃きのにらめっこをしながら探索も順調に進んでいた。
 
 
もちろん難なく探索が進んでいたわけではなかった。一度倒したはずのゾンビが真っ赤に染まって復活し、凄まじい勢いで襲いかかってきたり、
 
プラントルームに巣くう、この世のものとは思えぬ植物のツタ。
 
通常よりも巨大化したスズメバチに、より凶暴性が増しているカラス。
 
もはや一刻の猶予もならない状態だったが、彼女らにはまだ大切な任務が残っていた。
 
消息を絶ったブラヴォーチームの生存者の探索である。ここまでで既に、二人の命が奪われているからだ。
 
 
クリスやジルと懇意の中で、クリスと並ぶ射撃の名手、フォレスト・スパイヤー・・・。
 
S.T.A.R.S.最年長にして、ベテラン隊員のケネス・J・サリバン・・・。
 
 
特にケネスに関しては、ジル達が屋敷に侵入した時点ではまだ生きていた。だが、ゾンビの前では彼のキャリアや技術など、無意味に等しかった・・・。
 
喉笛を噛み切られ、胴体から頭を切り離されて体を貪られたケネス・・・。
 
今彼女らは、恐怖映画のモンスターオンパレードの館の中で果てのない出口を目指して戦い続けていた。
 
ジル達の現在位置、二階玄関ホール・・・。
 
 
い「ふにゃあぁぁ・・・どこの部屋に行ってもゾンビだらけ。ちょっと疲れてきたなぁ・・・」
 
令「そうも言ってられないのよ。生存者がいるって分かった以上、助けなきゃいけないのが道理でしょ?」
 
横「珍しいですね、美神さんが以外の理由で動くなんぶべらぁっ!!」←美神のコーク・スクリュー・ブロー炸裂
 
本人を目の前にしてそんなこと言うからだぞ横島。
 
 
令「それに・・・少々ヤバ目なニオイが臭い始めたしね。」
 
れ「さっきの遺書と飼育係の日記ですね。意味深な内容でしたけど・・・」
 
 
ここまで来るまでに様々な部屋で手に入れた日記や遺書に綴られた興味深い内容・・・。
 
遺書に書かれていたのは、何らかのウィルスに感染し、生ける屍となる前に自らの命を絶つと愛しい人へと綴られていたもの・・・。
 
日記では、とある研究所で事故が起き、次第に人としての意識をなくしていくような内容・・・。
 
全てを理解することは出来ないが、全ての話を総合すると、この洋館で恐るべき研究が行われていたようなのだ。
 
 
ジ「少し・・・休憩する?」
 
令「いえ、大丈夫よ。心配しなくてもこの子達、見かけよりずっとタフなんだから。」
 
い「横島さんはともかく、あたし達まで含まれてるのはちょっと心外だな・・・。」
 
でも以外と美神の言うことも当たってたりする。
 
 
と、れたすが突如ナップサックの中から何やら取りだした。携帯型のモバイルパソコンで、GPSも内蔵しているスグレモノだ。
 
れ「とりあえず、この洋館のマップを制作してみました。あと仕掛けの情報もデータも入れてみましたよ?」
 
横「おぉ・・・すげぇなぁれたすちゃん。」
 
れ「今の時代、ITの波は避けて通れませんから。」
 
いきなり切実な話題になったな・・・。
 
れ「ここが今私達がいる二階部分の中央玄関部分です。そして・・・例の墓地がここ。」
 
例の墓地とは、四つの仮面をはめる仕掛けのある奇怪な墓地。地下深くには鎖に吊されている巨大な棺。
 
明らかに何かがありそうな雰囲気オーラビンビンである。
 
とりあえず館の探索途中で、三つほど墓場の仕掛けに対応するデスマスクを手に入れたが、あと一つ足りない。
 
 
れ「あとは・・・鍵のかかっている部屋がいくつかありますが、一通りは散策しましたね。」
 
おキヌ「でも何でまた地図なんか?」
 
令「これまでの流れの整理をやるのよ。ただでさえ腐った奴らが多くて頭ん中クラッシュ寸前だし。」
 
美神の説明を受けてなるほどと納得するおキヌ。れたすもそんな二人にかまわず話を続ける。
 
 
れ「後は・・・二階東側の屋根裏部屋方面ですね。屋根裏だけに埃だらけな印象は否めませんが・・・。」
 
い「えぇぇ〜〜っ、あたしそういうの嫌だなぁ・・・。」
 
横「ったく、変なところで乙女心がしゃり出てくるなぁ・・・。」
 
バ「まぁそう言うな。嬢ちゃんなりの蘇生術みたいなもんさ。大目に見てやんな、ボウズ。」
 
一階の方から声がしたと思ったら、階段の方から食堂の調査を終えたバリーが一行の方へと歩み寄ってきた。
 
バ「どうだみんな。何か手がかりでも見つかったか?」
 
ジ「ダメね。腐った奴らがうろついている以外は、他の場所と何ら変わりはないわ。」
 
バ「うむぅ・・・ここも安全とは言えんな。・・・よし、皆で脱出経路を探そう。」
 
い「ってことは・・・またバラバラで探さなきゃいけないって事かぁ・・・うみゅぅ〜(涙)。」
 
令「バラバラっていっても、私達は今まで通りジルにくっついて調査するわけだから別にかまわないじゃない。」
 
れ「とは言っても・・・バリーさんがいないとなんだか心細いですね・・・。」
 
横「俺の存在は無視かい・・・。」
 
同じ男なのに全然期待されていない横島。洋館にたどり着く前、ゾンビ犬からいちごを守ったのは一応彼なのに・・・。
 
 
ジ「と、とにかく・・・それじゃまた探索を始めるわ。後でまた会いましょう。」
 
バ「ちょ、ちょっと待て!」
 
美神達を引き連れ、探索を再び開始しようとしたジルの出発をバリーが遮る。
 
ジ「どうしたの?」
 
バ「こいつを持っていけ。」
 
バリーがジルに差し出したのは、黄色いふたで栓をされた弾薬だった。
 
 
い「これは一体・・・?」
 
令「硫酸弾よ。弾頭に対生物用濃硫酸を仕込んだ特殊弾・・・主にグレネードランチャーで使える弾ね。」
 
バ「そうだ、こいつさえあれば腐った奴らも真っ青だ。取っておけ・・・。」
 
れ「でも、それがないとバリーさんが困るんじゃ・・・。」
 
バ「あぁ、俺にはこの頼もしい相棒がいるから心配いらないぞ。」
 
そういうと、バリーは愛用のシルバーサーペントを構えてみせる。確かにこれには十分すぎるほどの説得力がある。
 
 
ジ「ありがとう、それじゃお言葉に甘えて使わせてもらうわ。」
 
ジルがバリーから硫酸弾を受け取ると、彼は改めてその場を去っていく。
 
一行も改めて屋根裏部屋へと向かう・・・。するとその道中!
 
怪我した男「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・」
 
ジ「!!リチャードっ!!」
 
通路の奥から左腕に大怪我を負ったリチャードと呼ばれた男がその場に崩れ落ちた。
 
慌てて駆け寄るジル。左腕からは痛々しいほどの出血が見られる。
 
 
ジ「一体何があったの?!」
 
リチャード(以下リ)「・・・ジル、この館はヤバイ・・・!とんでもないバケモンがいるぜ・・・。」
 
令「一体どんな化け物なの?」
 
リ「・・とてつもない大蛇だ・・・。しかも、毒蛇とはな・・・。」
 
リチャードの怪我の度合いを考えると、その大きさが容易に想像できる。しかも猛毒のおまけも付いているとなると・・・
 
ジ「毒?!リチャード!しっかりして・・・!!」
 
れ「ちょっと待って下さい!確か血清が・・・あの部屋に!」
 
れたすが手持ちのパソコンでマップをロードする。一階西側に位置する保管室に強力な血清があったことを思い出し・・・
 
令「オッケー!おキヌちゃん、いる?」
 
 
ぬうっ
 
 
おキヌ「はぁい、どうしました?」
 
何の前触れもなしに、壁の一部からおキヌがにょきっと姿を現す。今までとは違った衝撃(オチ)にかなりのショック状態に陥るリチャード。
 
リ「うぉおっ!!一体これは?!」
 
令「説明はあとよ・・・おキヌちゃん、血清を持ってきて!!」
 
れ「血清のある部屋です。このマップを頼りに進んでいってください。」
 
れたすからパソコンを受け取ったおキヌは全速力で血清の置かている部屋へと向かい・・・
 
 
おキヌ「お待たせしましたぁ♪」
 
一同『早っ!!』
 
文字通り、彼女は保管室へ一直線に向かい一直線に戻ってきた。幽霊である彼女のみなせる芸当といえるだろう。
 
ジ「さぁ・・・血清よ。もう大丈夫だから・・・。」
 
手持ちの注射器に血清を仕込み、リチャードの腕に注射する。
 
リ「痛ぅっ・・・こんな時でも注射は痛いな・・・。」
 
注射の痛みにうめき声をあげながらも、冗談交じりに苦笑してみせるリチャード。とりあえず山は越えたみたいだ。
 
令「横島クン、おキヌちゃん。とりあえず私達はこのまま進むから、リチャードの様子を見ててあげて。」
 
横「了解です。美神さん気をつけてくださいよ?もし毒にやられたら僕が吸い出しますからっ!!
 
令「そん時にはそのまま吸い出した毒を飲み込ませるわよ?」
 
こんなシリアスな場面でも容赦ねーなこいつ等・・・。
 
ジ「とにかく行きましょう!」
 
ショットガンを構え直し、屋根裏部屋と進入するジル達。
 
 
埃っぽい部屋の奥にそれはいた・・・。体の太さの割に短い胴体・・さながらマムシと同じような形態を成していたがその大きさはもはや通常の大蛇の桁とは大違いだ。
 
大きく顎を開き、ジル達を見つめて・・・襲いかかる!!
 
大蛇『Shaaaaa・・・』
 
令「気をつけて!あんな牙に捕まったらリチャードの二の舞よっ!!」
 
れ「人も丸飲みしちゃいそうな大きな口ですねぇ・・・。」
 
ジ「感心してる場合じゃないと思うけど・・・毒牙の他にも気をつけなきゃいけないのがまた増えたわね。」
 
い「またって、どういうことですかジルさん?」
 
 
ジ「忘れたの?ここら一体は未知のウィルスによって汚染されている・・・ということは少なくともあの蛇に噛まれたりしたら、毒と一緒にウィルスも流し込まれるって事。」
 
い「うにゅぅ・・・こんなところでゾンビになるのは嫌ぁ・・・。」
 
れ「とにかくやりましょう!!」
 
有無をいわさず変身するミュウミュウ。そして・・・
 
ミイ「野生の本能のままにお食事タイムと行きたいところだろうけど、少々おいたが過ぎたようね!!」
 
お決まりのポーズを取って・・・
 
ミイ「本日今夜も、地球の未来に・・・ご奉仕”へぇ〜ぶしっ!!”
 
あまりの部屋の埃っぽさで決めゼリフを言い終える直前に、くしゃみに邪魔されたミュウイチゴ。中途半端なことこの上ない。
 
ミイ「うぅ〜〜・・・ちょっとカトちゃん混じっちった。」
 
ミレ「ミュウイチゴ・・・変身してもギャグキャラの立場は変わりませんね。」
 
 
確かに。
 
 
とか何とかミュウイチゴがボケていると、再び攻撃態勢に移る大蛇。その時、後方でドアが開いてアサルトショットガンを構えたリチャードが乱入。
 
リ「さっきのお返しだ!!」
 
令「リチャード!?横っ島ぁぁぁ・・・(怒)
 
横「俺等はじっとしてろっていったんスよ?!ってそうじゃねーや、ジルさん!これ使って下さいっ!!」
 
そういうと横島は一丁の大型銃をジルへと投げ渡す。そう、これこそフォレストの形見『グレネードランチャー』だ!!
 
手際よくジルはグレネードランチャーに硫酸弾を装填し、大蛇に向けて発射する!!
 
どしゅうぅぅぅっ!!
 
硫酸の持つ脱水・発熱の相乗作用によって腐食されていく大蛇の躯。
 
硫酸の強力な一撃とリチャードのアサルトショットガン連発によって体力の限界に達した大蛇はその場に崩れ落ちる!
 
ジ「リチャード・・横島君、ありがとう。」
 
リ「気にするな・・・これで貸し借りは無しだ。」
 
横「そうっスよ、お礼ならその身体で・・・ごんっがはっ・・・
 
何故かリチャードから奪ったアサルトショットガンの銃尾部分でつっこむ美神。
 
一気に緊張が解けまくった一同。しかし・・・
 
 
ずずずずずず・・・・
 
 
再び息を吹き返した大蛇がジル達めがけて襲いかかってくる!
 
慌てて美神から取り返したアサルトショットガンで応戦するリチャードだったが、もう間に合わない!!大蛇が美神達に照準をロックすると・・・
 
リ「みんな逃げろぉぉぉっ!!」
 
リチャードがアサルトショットガンを放り投げ、一直線に大蛇が向かう先・・・ジルを突き飛ばすっ!!
 
 
がばあっ!!
 
 
ジルをかばったリチャードはそのまま大蛇の大きな顎に捕まり、一気に丸ごと飲み込まれた。
 
リチャードの断末魔が大蛇の喉の奥へと消えていく・・・。
 
ジ「リチャードォォォッ!!」
ジルの叫びも空しく、リチャードは大蛇の胃袋に収まった・・・。当然今度の標的はいうまでもなくジル達である。
 
ミイ「・・・っ!ここはあたし達がなんとかしますっ!!美神さん達は先に部屋を脱出して下さいっ!!」
 
令「何いってるの?!あんた達だけじゃ危険よっ!!」
 
ミレ「大丈夫です、ある程度時間を稼いだら私達も部屋を脱出します。私達を信じて下さいっ!!」
 
横「ちょっと待てよっ!・・・俺も残る。」
 
令「横島クン?!」
 
横「さぁ、美神さん、ジルさんっ!!」
 
ミイ・ミレ「「急いで脱出を!!」」
 
 
令「・・・ったくもぉ〜〜!!」
 
ジルの手を引っ張り、屋根裏部屋をあとにする美神とおキヌ。
 
そして部屋を出た瞬間・・・・
 
ミイ『リボーン・ストロベリーサプライズッ!!』
 
ミレ『リボーン・レタスラーッシュ!!!』
 
横『いっけぇぇぇ!サイキック・ソーサーやぁぁっ!!!』
 
 
扉を通して聞こえてくる一斉砲火の雄叫び。あまりの衝撃に屋敷全体が大きく揺れる。
 
しばらくして・・・・
 
 
振動が止まった・・・どうやら終わったらしい。
 
ジ「いちご達が気になるわ・・・行きましょう!」
 
令「あ、ちょ、ちょっと待ちなさいよっ!!」
 
扉のノブに手を伸ばすジル。だが・・・さっきの揺れで扉全体にガタがきたみたいだ。
 
令「しょうがないわねぇ・・・ていっ!!
 
 
どがんっ!!
 
 
勢いよく扉を蹴り飛ばして破壊・・・もとい無理矢理こじ開ける美神。そこには・・・
 
 
横「・・・・・・」←呆然
 
ミイ「・・・・・・・」←赤面
 
ミレ「・・・・・・・・・」←唖然
 
令・ジ「「・・・・・・・何やってんのあんた達?」」
 
状況を説明する前に美神が扉を蹴り飛ばす数秒前に時間を戻すと・・・
 
 
一斉砲火によって大蛇を撃退した三人・・・そしてあまりの疲れに扉にもたれかかる横島。
 
そして・・・美神の蹴りによって扉と一緒に吹っ飛ぶ横島。もちろん不意の出来事なので体勢を立て直すなど無理なわけで・・・。
 
その後、勢いに任せてミュウイチゴの胸の中へ頭をうずくませ、そのまま押し倒した横島。
 
その一部始終を見届けてしまったミュウレタス。そして、その決定的瞬間を見逃した美神とジル。
 
 
令・ジ「「変態。」」
 
横「ちょ、ちょっと待って下さいよ!!元はといえば美神さんの蹴りが原因じゃないっスか!!」
 
ミレ「それはそうと横島さん・・・そろそろ起きた方が・・・。」
 
横「へ??」
 
しつこいようだが、横島はミュウイチゴの胸の中でうずくまっている。無論その状態で美神達と会話しているわけであって・・・
 
ミイ「横島さん・・・(怒)。」
 
横「・・・冗談が通じる場面じゃないってわかっとるけど・・・パフパフして?
 
ミイ「・・・ふっざけんなぁぁぁっ!!」
 
 
どばきゃぁっ!!
 
 
横「あっがあぁぁぁぁぁぁ!!!!?」
 
器用に仰向けの体勢から横島に回し蹴りを放つミュウイチゴ。吹っ飛ばされた横島はそのまま勢いに任せて壁へと大激突する。
 
 
どどーんっ!!
 
 
横「うっ・・くぅ・・・。でもこの感触、絶対忘れへんでぇ・・・(悦)。
 
ミイ「ひいっ!!」
 
背筋に悪寒が走ったミュウイチゴ。
 
と、先ほどの横島が壁に激突したときの衝撃で何かが落ちてきた。・・・デスマスクだ。
 
ジ「ま、何はともあれデスマスクも手に入ったことだし、行きましょう・・・墓地へ。」
 
令「そうね・・・・辛いと思うけど、ここが踏ん張りどころよ?」
 
ジ「分かってるわ・・・。」
 
 
ジルの表情はいつにもまして暗く重いものとなった。・・・ブラヴォーチーム犠牲者三人目。
 
残りの三人の生存を信じて、屋敷裏の墓地へと向かう一行。
 
 
その一方で、屋敷周辺を彷徨う一つの人影・・・。ゾンビとは違う雰囲気を漂わせたその物体は・・・何かを求めて彷徨う。
 
 
続く
 
 
あとがき
 
ふぁぁぁ〜っ。←あくび
 
えらく長かったなぉ第8話。最初はシリアスな雰囲気を漂わせていたのに徐々にギャグの本調子が戻ってきた様です。
 
横島ちんちょっと今回はおいしすぎますな。次回からちょっち出番減らすか。←鬼