あとがき次回からは再びギャグモードに戻ります。切り替えはスパッとやっちゃわないとヒ。
第11話「決戦!!そして覚醒」
 
前回のあらすじ
 
自分達の仲間達を探すため、急遽ヴェルトルーナの住人、フォルト・マクベイン・ウーナと協力して旅立った太助達。だが、ペンゼルにて出会った正体不明の男、淋が放った怪物の前に街は再び恐怖へと陥れられようとしていた!!急げ、そして街を救うのだ!!
 
 
 
「何だか大それたあらすじだな。・・・まあ間違いじゃないけど。」
 
「大げさな盛り上げ方が好きなのよ、この作者。」
 
リナ、次からお前出番ナシな。
 
「!!!!!」←ムンクの叫び
 
リナは撃沈した。
 
だが作者は無論、彼女にはそんな暇は与えない。
 
「いたわよ!!あいつね・・・って『ゴブリン』じゃない!」
 
「ホントだ。景気良く暴れてるじゃない。」
 
感心してないで、はよ向かえ二人とも。
 
・・・が、作者の心配とは裏腹に、既に怪物とはマクベイン一座が一戦交えていた。
 
「ガオォォォォン!!」←機械音と思え!!
 
ロボットらしき怪物は大きく振りかぶりマクベイン達に襲いかかる。
 
どどーん!!←腕を勢いよく地面に叩き付けた
 
が、そんな攻撃に当たるはずもなく、紙一重でかわした3人は一斉に武器を構える。
 
「フォルト!ウーナ!アレを試すぞ!!」
 
「オッケー!!」
 
「分かったわ!!」
 
「合体攻撃『トリプルアクセル』!!」←スーパーロボッター(笑)らしく
 
 
説明しよう!合体攻撃「トリプルアクセル」とは、ウーナの弓矢による援護射撃の元、
 
フォルトとマクベインが各々で連続攻撃を仕掛ける、彼らが最近編み出した
 
対魔獣用の連携技なのだ!!
 
 
詳しい戦闘場面は作者の都合上カットする。←自分で引っ張っといてオチがこれ
 
どどーん!!!←倒れた音
 
3人の健闘ぶりを見て心底感心するリナ&リディア
 
「へぇ・・・あの3人なかなかやるじゃない。いつも漫才みたいな事ばっかしてたのに。」
 
「いや、好きで漫才やってたんじゃないと思うぞ。」
 
リディアの理解の仕方にはいまいち謎が多い。大体いつも違うことをメインで認識している。
 
「・・・危ない!!」
 
がっちょん←肩からガトリングガンが出てくる音
 
パタラララララララララ←連続発射する音
 
「うわっっわわわわ!!」
 
「な、なんじゃこりゃ!!?」
 
「速すぎてかわすので精一杯よぉ!!」
 
どうやら銃火器を知らないらしく、対処に困惑している様子のマクベイン達。
 
「我、唱えて汝に求めん・・・。我の力を炎に換え、愚かなる者を焼き尽くせ・・・。いっけー!ファイヤーボール!!」←振りかぶって炎の玉を投げつけた
 
ぎゅおん!!←効果音・・・のつもり
 
どどーん!!←ガトリングガンを破壊した音
 
「えっ!?リナ・・・ちゃんだよね?今の??」
 
「新手の手品かのぅ・・・。」
 
そう・・・か?
 
どう見たって手品じゃないだろ。
 
手から炎を出して投げつけるなんて手品じゃ絶対に出来ない芸当だ。
 
とにかくリナの一撃によって敵のガトリングガンは完全に破壊された。
 
「○△×◎・・・□☆▽%◇」←コンピュータの思考音(擬音)
 
ぶぉん←右腕からライト○イバーらしき物が出てきた
 
「接近戦に切り替えるつもり!?」
 
「ただのバカじゃないみたいね。・・・リナ!あたしが足止めするからトドメ刺しなさい!!」
 
「OK、分かったわ。」
 
すると今度はリディアが先程のリナとほとんど同じポーズを取った。
 
「大地に根を下ろし、生命(いのち)を育む樹木達よ・・・汝等の静かなる刃を今ここに突き立てよ!!」
 
詠唱が終わると、リディアは右腕を振り下ろし、怪物の足下を指さした。
 
「突き刺せ!ウッド・スピア!!」
 
どどどすっ←木の根っこがいっぱい突き刺さった
 
「○★※!!□%◇・・!!!?」←コンピュータの思考音(やっぱり擬音)
 
足下は完全にノーマークだったらしく、あっさり直撃し、怪物は身動きがとれなくなった。
 
「今よ!!」
 
「いっけえぇぇぇ!!!」
 
リディアの合図と共に怒濤のごとく突っ込むリナ。が、
 
 
がっちょん、ばしゅ←腕を切り離して飛ばしてきた
 
 
どすっ←土手っ腹に直撃
 
「か・・・は」
 
怪物の繰り出してきた有線式(ワイヤーでつながってた)ロケットパンチの
 
直撃を受け、吹き飛ばされたリナ。動きは封じられても攻撃は出来るらしい。
 
「大丈夫かリナ!?」
 
「だ・・・大丈夫だよ。このくらい・・・」
 
だが、言葉とは裏腹にリナの額には脂汗が浮かんでいる。今の一撃が内臓出血を引き起こしたのだ。
 
「とりあえずじっとしてろ。後は俺がやる。」
 
「だめ!太助くん危険よ!!」
 
だが、太助はリナが引き止めようとしても、その腕をふりほどいて戦いに身を投じる。
 
「キリュウの試練は伊達じゃないんだ!!いっくぞぉぉぉ!!!」
 
あんな試練でも伊達じゃないと言い切れるのかどうか疑問だが、太助はすごい勢いで突っ込んでく。
 
 
がっちょん、ばしゅ←腕を切り離して飛ばしてきた
 
 
「甘い!!」
 
がきょん!!←地面に直撃
 
極限まで高められた彼の反射神経は、怪物の一撃を紙一重でかわし、そのまま懐へと入った!!
 
「お前の弱点は・・・ここだぁぁぁ!!」
 
ぶうんばきっ!!←ワイヤーの根本をぶった斬った。
 
「○□□!!!!○○$#%!!!?」←コンピュータの思考音(当然擬音)
 
「ラストぉぉお!!」
 
がしぃん!!←頭の割れ目に剣を突き刺した
 
「!!!!!!」←コンピュータの思考音(しつこいけど擬音)
 
ぎゅおぉぉぉん・・・
 
止まった・・・。
 
「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・・。」
 
「やったの?」
 
「そうらしいのぅ・・・。」
 
「・・・・ホント??」
 
恐る恐るフォルトが剣でつついてみる
 
 
つんつん・・・つんつん・・つん
 
 
反応しない・・・。どうやら活動限界に達したようだ。
 
「終わった・・・か。」
 
全員一気に脱力し、その場に倒れ込んだ。
                                              to be continued!!!
 
 
 
あとがき
 
次回からは再びギャグモードに戻ります。切り替えはスパッとやっちゃわないとね。