第一話『出会い』



『出会い』




第一話『出会い』

子供達が夏になると期待する夏休み
色々な計画をかけて夏休みを満喫しようとはしゃぐ子供達
そんな中、一人そんな明るい夏休みを許されない人が一人いた
太助「ただいまぁ〜」
抜けた声を出しながら七梨太助は家に帰った
太「ふう〜疲れた〜〜」
そう言うなりソファーに寝転んだ
太「あと数日か・・・」
太助はほか子供達とは違ってあまり元気がなかった。
太「はぁ〜絶対に騒がしい夏休みになるだろうな〜」
なぜ、太助は元気がないというと・・・・

約6時間前

たかし「太助またみんなで海に行かないか??」
太「なんだいきなり??」
学校の休み時間、唐突にたかしは太助に言った。
た「だって、せっかくの夏休みに海にいかないなんてもったいないだろう??」
太助の質問にたかしは当たり前かのように即答した。
ちなみに作者は海に近いのに一度も今年は海に行きませんでした。
た「叔父が宿に遊びにおいでと言われたしさ」
(それに今度こそ『シャオちゃんのハートゲット作戦』を成功に導くためにも)
太「いきなりそんな事言われても困るよ〜」
た「大丈夫だって予約席だから♪」
太「そういう問題じゃなくて〜!!・・・はぁ〜わかったなるべく行けるようにしとくよ」
太助はたかしのペースについていけず諦めたほうがいいなと判断した。

そしてこの後、どうやって知ったのか
翔子「おい野村あたしも行くぜ」
乎一郎「たかし君ぼくも行ってもいい??」
と、山野辺翔子と遠藤乎一郎が言ってきた。
太(話してる最中いなかったはずなのになぜに知ってるんだ??)
更に・・・
出雲「太助君が行くならシャオさんもいくはずですから私も行かせてもらいますよ」
花織「私だけのけものはだめですからね〜」
愛原花織、宮内出雲までもがそう言ってきた。

時間は戻って現在

太「まぁ、悪く考えないで良い考えをもって行けばいいか」
シャオリン「なにを持っていくんですか太助様??」
守護月天シャオリンは疲れてソファーに寝転んでいる太助に言った。
太「おわつ!!ビックリした〜」
寝転んで独り言を言っている時に、いきなり声をかけられると以外とビックリするものである。
(俺(作者)はビックリするほうなのだが?)
シャ「すいません。脅かすつもりではなかったのですが」
太「ああ〜別にいいよ。気にしないで、ビックリしたのは俺の不注意だから」
キリュウ「まだまだ・・だな、主殿」
万難地天キリュウは太助達のやりとりを見て笑っていた。
太「キリュウそんなに笑うなよ〜」
太助は、驚いた自分に少し嫌になった。
キ「そういえば主殿」
太「ん?」
キ「先ほどシャオ殿も言ってはいたがどこに行かれるのだ?」
太助はまだ皆に宿のことを話していなかったので簡単に説明した。
シャ・キ「「そういうことだったの(か)ですね」」
ルーアン「たぁー様(ハート)ルーアンも行く〜〜」
慶幸日天ルーアンがいきなり太助に抱きついてきた。
太「うわ〜!!!!離れろ〜ルーアン!!!」
ル「や〜連れてくといわない限りずぅ〜っとやる(ハート)」
その後、太助はたかしの家に電話で追加席を頼んだ。

そして当日

たかしの叔父の宿に向かうバスの中で・・・
乎「なんかニュースでこの近辺に連続殺人事件があったとやっていたけど・・・大丈夫だよね、たかし君?」
た「大丈夫だって連続殺人事件の被害者は皆金持ちの奴らばっかだろ??からこんな庶民の俺らを襲うわけないじゃん。それに、でたとしても俺が退治してやる!!」
翔「バーカ返り討ちにあうのがおちだよ」
た「なんだと山野辺!?」
翔「さあね」
た「くぅ〜お前って奴は〜!!」
乎「やめなよ〜二人とも」
乎一郎は二人がこれ以上ケンカをしないように別の話題を出そうとした時・・
キイイイイイ!!!
一同「わぁぁぁ!!」
急にバスが止まった。
た「一体なにがどうなってるんだ??」
太「とにかく運転手に聞いて見よう」
たかしと太助はバスの運転手に事情を聞こうと前に歩みよろうとしたら・・・・
ドゴオオオオン!!!
一同「!!!???」
外からなにかが爆発する音が聞こえてきた。
太・た「おわぁぁぁ!!」
みんなが爆発に驚いてるなか、太助とたかしは早くこの場を離れるためにも運転手に頼もうと運転席にいったら・・・
太・た「ひぃ!!!」
太助とたかしが見たのはズタズタに切り刻まれた運転手だった。
太「どう・・なっているんだ?」
た「一体なにが起こったんだ??」
太助とたかしは驚いてその場を動くということを忘れてしまった。
花「あれ〜?あそこにいる人ちょっと変じゃ〜ありません?」
花織の言葉にみんながその場所を見た。
その場所
ガケにいる人から異様な感じを受けたけど・・・・
太「な〜、あそこって・・・!!!」
た「空中に浮いてるぞ〜!!」
乎「!!ちょっと待って!!なんか海が変な様子だよ!!」
乎一郎がいうと海が渦を巻き始めた。
キ・シャ・ル「なにか来る!!!」
そういうとシャオ達は自分の主の所まで行き
シャ「太助様は必ず守ります!!」
ル「どんな奴だろうとケチョンケチョンにしてやるんだから」
キ「強い気、それも邪悪な気!!」
三精霊たちがそれぞれの精霊器具を持って臨戦体勢をとった。
????「彷徨える愚かなる魔物よ、死してその大罪を償え!!」
ガケにいた男が急に叫んだ。
すると、海から巨大な蛇が現れた
太・た「なんだ〜あれは〜!!」
出「あれは・・・まるで海龍・・」
太「海龍?」

海龍とは、昔の人たちが海の中央辺りに来た時、突然波が高くなり、嵐が吹き、そして・・その波の中には白い大蛇みたいのがいたと言われている。その大蛇の想像画が、今見ている蛇と同じらしい
・・・とっ、俺が確かそんな話を聞いたことがあったような気がしたので書いて見ただけだが・・・・ 
一同「なら書くなよ〜!!!!!」
あれ!?なぜにツッコメるんだ!?皆さん?
太「話が脱線してるし・・・・」
う〜ん謎だが気にせず続きをと←気にしろよ

翔「おい、見ろよ!!」
翔子がガケにいる男のほうを指差して言った
ガケにいた男が大蛇に手をかざすと、その手に光が集まってきた。
????「消え去るがよい!!!」
そういうなり男が大蛇にむかって集まった光の玉をぶつけた。
辺りが突然真っ白になると先ほどまでいた大蛇が消えていた。
????「まだ先かと思ってはいたがここまでとは・・・!!!」
男は太助達の存在に気づいた。
乎「なんか来るよ〜たかし君」
た「馬・・馬鹿野郎・・男が弱音をはいてどうする!!」
男が太助達の所に歩み寄って来た。
ル「ちょっとあんた!!!止まりなさい!!」
ルーアンが男に強気な態度で向き合った。
ル「あんた・・・いったい何者よ?」
ルーアンが男に言うと男は・・・
????「今はまだ語る時ではない」
ル「なっ!?」
ルーアンがブチキレテ男に陽天心をかけようと黒天筒をだしたが・・
????「お前達は早く帰るんだ。今ここは異次元の空間になっている。生身の人間が長時間耐えられる様な所ではない」
男がそういうと手をかざした。
????「我が言葉によりてこのもの達を在るべき世界に帰せ!!」
男がなにやら呪文を唱えたら光が現れ太助達を包み込んで消えた。
????「事態が悪化する前に早く鶴が丘に行かなくては!!」
男が言うとまるで風のように消えていった。


あとがき

初めまして〜♪Y劉です。
まだまだ未熟者ですがどうかこの先もお願いします。