楽しき笑い声





第三話『楽しき笑い声』

前回のあらすじ

太助達は未来の世界の初音島に飛ばされてしまい、そこで初音島にある学園、「風見学園」の生徒の朝倉達に会った
そして、恐竜が初音島の町に来て皆が避難しようとしたとき、太助達を未来に飛ばした謎の男が現れた
男は恐竜を倒した後にまた太助達・・・・・と、初音島で出会った朝倉達をまた別のところに飛ばした







那「さてと、さぁ〜洗いざらい全て話してもらうよ?」
太「・・・・はい」
純「はぁ〜かったる・・・・・」
那奈が真剣な顔で太助と純一に言った
なぜ那奈がここまで真剣になっているかというと―――――――――――――――――






―――――少し前―――――――






場所は七利家
今はこの家には当たり前かのようにある活気があまりない
なぜなら・・・・・・・
那奈「ああ〜、暇だな〜なんか面白いことないかな〜」
フェイ「・・・・・・・・・・・・」
台所には那奈とフェイがいた
この二人は太助たちの旅行についていかなかった・・・・
というより、たかしが叔父の宿のスペースがもうないと言われて、はみ出たのだが・・・・
おかげで那奈は「つまんない〜」などと、ずっと不満を漏らしてた・・・・・・・・・・・この人には仕事がないの?
那「なんか面白いことないかな〜?」
那奈が一人で愚痴ってお茶を飲んでいる
那「ん?なんか変な耳鳴りが聞こえるな〜・・・・」
すると、突然リビングのほうから強い光を放った
那「なっ・・なんだ!?」
那奈は急いでリビングをほう見た
リビングには丁度那奈程の大きさがある光玉が二つあった
那「えっ!?これは一体・・・・・」
那奈は恐る恐る光玉のほうに歩いていった
その後を追ってフェイがついてきた


那「なんだと思うフェイ?これ?」
フェ「・・・・・・・・・・」
那「って、わかるわけないか・・・って!!!!」
太・乎・た・翔・出・キ「うわぁぁぁ!!」
シャ・ル・花「きゃぁぁぁ!!」
ドサ!
那「うぎゃぁぁぁー!!」
那奈に覆いかぶさるように太助達が光玉の中から飛び出してきた
那「痛痛ァァァ〜・・・」
純・杉「うわぁぁぁ」
音・さ・こ・眞・萌・美・頼「きゃっ!!!」
ドサドサ!!!
那「ふぎゃっ!!!」
更に追い討ちをかけるかのように純一たちが那奈に飛び込んできた
那「・・・・・・・・・・」
フェ「那奈、大丈夫?」

那奈の意識がだんだんと遠のいていった・・・・・アーメン
那「生きとるは!!この馬鹿変態作者!!」
ゴス!!←ヤ●ザキック
ぐはっ!!ナイスな・・・・鳩尾だ・・・・・
・・・・ガク!!
那「変な冗談言ってないで早く続きかかんか〜!!われ〜!!
復活!!
イエッサー!!(ビシッ
太(やっぱりいつみても那奈姉、怖!!)


そして時間を戻して――――――――――――――


那奈が真剣な顔で太助に尋ねてきた
那「なんでお前らは光の玉みたいの中から出てきたんだ?」
太「俺に聞かれたって知らないよ・・・・いきなり変な男に知らない世界に飛ばされて今の状態なんだから・・・・」
那「そうか・・・・」
すると那奈は太助から視線をはずし今度は純一たちのほうに目を向けた 那「そういえばお前達は誰なんだ?」
那奈は純一たちに指差して言った
太「あっ!彼らは―――――」
純「いや自分でするよ。俺の名前は朝倉純一、普通の風見学園の学生だ」
音「普通の学生は寝坊したり、無闇に『かったりぃ』なんていいませんよ?兄さん」

純「ぐっ!!音夢余計なことを・・・・・・」
音「事実ですから」
那「ほぉ〜君は妹さんなんだ〜?」
音「あ、はい・・・・・」
音夢が小さな声で頷いて返事をした
音(妹・・・ね・・・)
純一「?」
純一は音夢が一瞬少し落ち込んでいるように見えたが
音夢は裏モードになっていて笑顔だったから気のせいだろうと思ってあえて気にしなかった
那「で、次は?」
さ「じゃ〜次は僕♪僕の名前はさくら、芳乃さくらだよ〜♪」
那「さくらちゃんか〜・・・う〜んすっごく可愛い♪」
と言った後直ぐに那奈が・・・・・
さ「はにゃにゃ!?」
ぎゅぅぅぅっっと、さくらを抱きしめていた
さ「うにゅ〜・・・・なんで僕は本編(PC版)でもCDドラマでも扱いはこうなの〜?!
ちょっと待てさくら今ここは月天世界(=全年齢)なのにそんなネタ持ち込むな!!
まぁ〜あえて気にせずに(ぉぃ


さくらの訴えを無視するかのように那奈はさくらを離さず抱きしめていた
5分くらい
那「はぁ〜・・・妹ができたみたいでいい〜♪」
純「っま、お前は外見が外見だからな」
さ「・・・・お兄ちゃんケンカ売ってる〜?」
純「いや、別に」
太・那「えっ?お兄ちゃんって・・・・・」
那奈は抱いてた手をどけて、さくらを離して聞いてきた
純「ああ〜さくらは俺の親戚なんだ」
太「あっ!そうなんですか」
那「なぁ〜んだ、てっきりまたどこぞの神主さんと同類かと――――」
出「それは一体どこの神主ですかね〜那・奈・さ・ん♪
出雲がなにやら手に『滅魂』と書かれた札を持ちながら那奈に聞いてきた
っていうか、出雲『女の人に親切』がなくなってるぞ〜
那「さぁ〜誰なんでしょうね〜?」
那奈は那奈はで知っらな〜い、といった感じでいった
萌「仲がいいですね〜」
那「あはは〜そうそうあたしとこいつとはなかいいのさ♪」
バンバン!!と出雲の背中を叩きながら那奈が爆笑して言った
出「痛痛ぁぁぁぁ・・・・那奈さん人の背中を叩きながら変なことを言わないでください」
出雲の訴えを無視して那奈が萌のほうを見て聞いた(ひでぇ
那「なんかシャオとかぶる部分があって面白いな〜、あんた名前は?」
萌「私は水越萌と言います〜・・・・・・・」
那「ん?どうしたんだ?」
突然萌が途中で言いかけて、その場でコックリコックリと首を上下に揺らした
眞「あっ!すいません。お姉ちゃん立ちながら寝ることがあるので・・・・・・」
那「あはは・・・・・そうなんだ」
那(よくギャグ漫画とかで立ちながら寝る場面をあることは知っているが、まさか目の前にいる子がその芸道ができるとは・・・・・・)
と、那奈が心な中で笑えるが笑えない事実に少し苦笑した
那「君は萌ちゃんの妹さん?」
眞「あっ!はい!!あたしは水越眞子といいます」
那「へぇ〜なかなか元気な子じゃん♪いいじゃんいじゃんあたしは好きだよそういった子は♪」
眞「あはは、ありがとうございます♪」
純(こいつも裏がるのか?!)
いつもと違う眞子を見て純一は学園で自分と杉並に接する眞子と今の眞子のギャップの差の激しさに驚いてた
那「それで、次は・・・・・」
こ「あっ!では今度は私がします」
那「おっ!じゃぁどうぞ♪」
こ「私は白河ことりと言います。歌を歌うのが趣味です」
純「それと学園ではトップアイドルで彼女にしたい人No、1だ」
こ「っもう〜!!朝倉君たら余計なことを言わなくても・・・・・」
と、ことりが顔を紅潮させて言った
このやり取りを見て約何名かあまり気分を損ねた者が――――
(私(僕)だっていつか絶対に兄さん(お兄ちゃん)(朝倉、朝倉さん、朝倉君、朝倉先輩)と・・・・!!)
この心の叫びは一体誰なのかは言わなくてもわかりますな
那「へぇ〜学園のアイドルか〜、うんすごく綺麗だし美人だしなこれは並の男どもが黙ってるわけないよな〜」
と、ちらっと太助を見た
太「な、なんだよ?」
那「太助お前も実はことりちゃんみたいのが好みか?」
太「んな?!」
太助は顔を真っ赤にして那奈に反論しようとしたが
那「あはは、冗談だって♪太助にはシャオがいるもんな♪」
太助はこの一言で更に顔が真っ赤になって純赤に染まった(笑
那「やっぱりお前ってからかうと面白いよな♪」
太「那奈姉〜・・・・!!」
太助はもし殺人が罪じゃなければ今この場で半殺し程度をしようと考えたが、失敗すると自分が半殺し・・・・・・
3/4殺しを受けるはめになるので諦めた
那「さてと、残り人数も少なくなってきたしぱっぱと自己紹介を終わらせてくれ」
美「じゃあ次は私が!私は天枷美春といいます♪好きなものはバナナシリーズで〜っす!!
那「バ・バナナシリーズって!?
那奈は美春がなにやらものすごい単語がでてきたので驚いていた
ちなみにバナナシリーズは、バナナ、チョコバナナ、バナナパフェとetc・・・・と、バナナの料理、菓子のことだ
杉「じゃぁ〜今度は俺の番か。俺は杉並、趣味は情報収集やらなにやらだ
那「なんか気になるなぁ〜・・・・特にラストのほうは」
杉「企業秘密だ」
純「こいつはこうなのでほっといても別に構いませんので」
那「え?ああ〜わかった・・・」
那奈はなんか納得ができなかったが杉並から発する不気味なオーラに少し恐怖を覚えた
頼「あ、あの〜・・・・・・・」
頼子さんが壁越しから那奈を見ながら言う
那「は〜い♪じゃ〜次は君―――」
頼「ひっ!!」
那「・・・・・・・・」←唖然
純「彼女は、鷺澤頼子さん。見ての通り人見知りが激しいので・・・・・・」
那「あ、あ〜・・・・でも、あの耳はなんだい?メイドは・・・まぁ〜百歩譲っていいとしても・・・・・・コスプレかい?」
那奈さんメイドはいいんっすか?!
まぁ〜そんなに気にすることではないのだろう(無理)
那奈がオドオドしている頼子の頭についている猫耳を指差していった
純「さぁ〜それがよくわからなくて・・・・・・」
那「あっそう・・・・・」



那「とり合えず一通り自己紹介も終わったし、さて本題だ」
太「・・・・・とりあえず那奈姉落ち着いて聞いてくれ」
太助はバスのこと、未来に行ってきたことを全て那奈に話した

・・・・・・・・

那「う〜ん・・にわかに信じたがいが・・現にお前達が光の玉の中から出てきたんだし、なにかのマジックじゃないかぎりありえないよな〜やっぱり・・」
た「だよな〜、どう考えたって科学や理論で説明するにはちょっとインパクトがでかすぎるぜ」
乎「そうだよね〜・・・」
しばし沈黙が続いた
・・・・・・・・・・・・・・・・
出「・・それでは、私は失礼させてもらいます」
た「あっ!!俺も」
花「私も〜」
乎「ぼっ僕も!!」
翔「あたしも」
と、五人が言い出して玄関にいった
今回起きたことが夢でありたい、早く帰って寝て明日になるのを願う そう判断をしたのである
出・や・乎・花・翔「おじゃましました」
リビングにまた静けさがきた
・・・・・



那「あっ!!」
太「うん?どうした那奈姉?」
那奈が突然ポンっと手を叩いたので太助は何か思いついたのかなと思って聞き返した
まぁ〜太助の心の中では(変なことを言わないように)っとあまり期待はしてはないのだが
那「部屋割りだよ部屋割り!!さくらちゃん達の部屋割りを考えてなかったけ」
太「あぁ〜・・・・確かに、考えてなかった」
太助はまだ純一たちに部屋割りをしてないことを思い出し
純一たちのほうを見て部屋割りを考えていた
音「別に私達そこまでお世話になるわけには―――」
那「な〜に言ってんのよ?折角仲良しになったのに、それに―――」
音「それに?」
音夢は自分達があまり迷惑をかけたくないと思い断ろうとしたが那奈がそれを制した
那「それに、あんたらの家は未来だろ?」
一同(杉並を除くD.C.メンバー)「あっ!!」
そう、今純一達は過去の鶴が丘に居るわけであって
自分達がいる未来の初音島にある自分達の家が存在したとしても
それは、その時代の自分達にとっては他人とあまり変わらないし
ここから初音島までどのくらいの距離かまだわからないのである
一同(D.C.メンバー)「・・・・・」
那「決まりだな♪?」
一同(D.C.メンバー)「わかった(わかりました)」
那奈は「ふふ〜ん♪」と上機嫌だが、純一たちは
(この人は意外と侮れないな・・・・・)
とまぁ〜、深く心に刻んだ
那「部屋割りはこれでいいか?」
那奈一人で部屋割りをパッパと決めて皆に同意を求めた
一同「O.K!!」
一応部屋割りは
男子である純一、杉並は太助の部屋で(これ確定(笑))
後は、那奈の部屋に

那奈・ルーアン・ことり・さくら(&うたまる)

キリュウの部屋は

キリュウ・眞子・頼子・美春

シャオの部屋は

シャオ・音夢・萌

っと、なった
那奈がそれぞれ「じゃぁ〜もう暗いし、解散!!それぞれ自分の部屋に行ってくれ」と皆に伝えた
那奈の話が終わって、太助はキリュウと眞子、頼子、美春を呼んだ
キ「なんだ主殿?」
太「一応言っとくけどなキリュウ、朝のアノ目覚ましは今後使うなよ?」
キ「なっ!?なぜだ!?・・・!!ああ〜そいうことか」
キリュウは講義を上げようとしたが
太助は眞子、頼子、美春を指差していた
キ「だが、私はあれがないとなかなか起きられないのだ
が・・・・・・」
キリュウはわかってはいてもどうしても目覚ましを使いたいとその後も言い続けたが
太「無理!!俺の場合だったら別に『試練だ』といえば説明できるが、まだそんなのに免疫がない人たちに精霊の能力は刺激が強すぎるし キリュウの目覚ましは命がいくつあっても、たりん!!」
の一点張りだった
眞子、頼子、美春は別に良いと言ったけど、それはキリュウの恐ろしい目覚ましを知らないからである
だから、太助は「絶対につけるなよ?」っとキリュウに釘をさしたのである
キリュウは「主殿の意地悪ぅ〜」
と少し落ち込んだので、太助は「しかたない朝おこしに来るから」とキリュウに言った
それを聞いたキリュウは顔を赤くしてギコチナイ口調で遠慮した
その後、太助は眞子、頼子、美春に朝の絶対安全を伝えた




あとがき


今回は前回の自己紹介がちゃんとしてなかったので
皆にダ・カーポのこの人はこんな感じだとわかってもらえたらと(汗
それじゃ〜今回の広場のゲストは杉並で〜っす♪
では♪


杉「作者もまたマニアックなものを作ったものだな」
Y「マニアックってなぁ〜おい・・・・・まぁ〜事実か」
杉「それよりも後半の自己紹介はなんだ?」
Y「へ?」
杉「後半の自己紹介はもう〜投げやりで書いてるようにしか思えんのだが?」
Y「う!!そ・それは〜」
杉「まぁ〜次回も頑張りたまえ♪」
Y「・・・・・はい」
杉「それじゃ〜終わらせようか♪」
Y(なんか今回の広場杉並のペースに流されてたな・・・・自分)
Y・杉「またよろしく!!」